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それは、勿論、間違っていません。マラソンの記録は月間走行距離に比例します。
一流ランナーは、月間900キロ前後、時には1000キロを越える走り込みをします。
市民ランナーの皆さんも、サブスリーを目指すようなエリートであれば、
月間300キロが1つの目安となるでしょう。
でも、本当に距離を伸ばすだけでいいのでしょうか?
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ランナーにとって記録を短縮するためにもっとも重要なのは
【ランニング効率】だと私は考えています。
最近はホント、街中でランナーをたくさん見るようになりました。
そんなランナーを見ていていつも思うんです。
「もう少し効率のいい走り方ができたら、もっと楽に走れるだろうな。
そうすればもっと楽に速く走れるだろうな」って。
私は、「フォームが良い・悪い」という表現は使わず、その代わり『効率が良い』『効率が悪い』と言う表現を使います。一人一人、骨格が違うので、その人にとっていいフォームは
万人にとっていいフォームとは限りません。
でも、地面に効率よく力を伝えるポイントはどんな人でも同じなんです。
無駄な力を使わずに、効率よく地面に力を伝える。ランニングという運動は、
地面からの反力を利用して推進力、前へ進む力へと変える。
だから地面に効率よく力をつたえ、その反力を無駄なく推進力に変えることができれば、
カラダは楽に前に進みます。
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「昔、宗 茂さん(元旭化成陸上部監督で現在は顧問)に聞かれたことがあるんです。
『渡辺、マラソンレースで勝つのはどういうやつだと思うか?』って。
私は迷わず『一番苦しんだ選手』そう答えました。
そしたら『バーカ、最後まで一番楽だったやつに決まってるじゃねーか』って。
いや~、衝撃的な一言でした。
あまりにも衝撃的過ぎて、10年以上たった今でも鮮明に覚えているくらいです。
42.195キロを走る中で、一番、最後まで身体的にも精神的にも余裕があった選手、
この選手が優勝する。
確かにそうなんです。だって、優勝争いをする選手はみんな勝ちたいわけですよね?
でも途中でカラダが動か思ったように動かなくなる。必死で動かそうとするけど動かない。
そうこうしているうちに少しずつ集団から遅れ始める。
『あ~、もうだめかも知れない。』そう心が折れた瞬間にズルズル遅れてしまう。
心が折れるより先にカラダが動かなくなってしまうんです。
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苦しいけど押していける。苦しいけどカラダは動く。実は、そんなときが最も走れるのです。
地球(地面)に効率よく力を伝えられているときは、まるで地球が後押ししてくれているみたいにカラダが動くんです。心臓が口から飛び出しそうなくらい、肺が破裂しそうなくらいゼーゼーいっているんですけどね(笑)。
地球が後押しをしてくれるような感覚。
それはいったいどんな感覚か気になりますか?
実は、それは誰でも体感できるのです。